日光白根山
 
日光白根山全景 西側から 2006年8月31日 伊東 明彦 撮影

 
[ 概要 ]
 
※以下は気象庁からの引用です。
 日光白根火山は、栃木・群馬県境に分布する直径約 1000m、高さ約300m の溶岩ドームといくつかの厚い溶岩流からなる安山岩・デイサイト火山である。西方にのびる厚い溶岩流の上に主峰・白根山(奥白根)などの溶岩ドームが形成されている。有史以降の噴火は、奥白根からの水蒸気噴火などの活動が知られている。噴気地域は現存しない。日光白根の南方約10〜20km の一帯で、1993年7月から1995年2月頃まで、微小地震活動が活発化した。安山岩・デイサイトのSiO2量は58.0〜70.0 wt.% である。

 
[ リンク集 ]
 
当火山から160km圏内の原発 [ 東海第二原発 ]
当火山から160km圏内の原発 [ 柏崎刈羽原発 ]
Wikipedia(日光白根山)
日光白根山 - 気象庁
日本活火山総覧(第4版)Web掲載版 日光白根山 (PDF) - 気象庁
日本の火山 日光白根山 - 産業技術総合研究所 地質調査総合センター
国土地理院地図 日光白根山

 
[ 概要2 ]
 
・以下は「日本の火山噴火」(※)からの引用です。
 
 日光白根山は栃木県と群馬県の境界にある成層火山である。近年、噴火こそ起きていないものの地震活動はときおり盛んになり、火山性微動も観測されている。ロープウェ−で登れる山だが、決して甘く見てはいけない。
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 日光白根山は、栃木県と群馬県の境界にある標高2578mの山である。「白根山」とは、古来、峯が雪で白く染まる様を形容した名称であるために同名の山が日本各地にある。そのほかの白根山と区別するため日光白根山と呼ばれる。
 関東地方の最高峰で、国内ではこれより北や東に日光白根山より高い山はない。日本百名山の1つに選ばれている。また、日光国立公園に指定されている。
 成層火山だが、最高峰の奥白根は溶岩ドームだ。この溶岩ドームは直径約1000m、高さ約300mある。
 2016年から噴火警戒レベルを設定することになった。以後、噴火警戒レベルは1のままである。(後略)
 
※「日本の火山噴火」(島村英紀著:秀和システム:2017年4月1日)

 
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活発化する火山活動 噴火予知はなぜ難しいのか? 島村英紀 THE_PAGE  2018/02/20 TOP
各地で火山活動が活発化がみられます。先月23日には草津白根山(群馬・長野県境)が噴火。30日には蔵王山(宮城・山形県境)、2月に入ると、霧島連山(宮崎、鹿児島県境)の御鉢、硫黄山が相次いで噴火警戒レベル2に引き上げられました。(後略)
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