【記事60826】野生キノコから基準超えセシウム 御殿場、小山(静岡新聞2017年9月26日)
 
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野生キノコから基準超えセシウム 御殿場、小山

 静岡県は25日、富士山周辺地域で採取した野生キノコ7検体の放射性物質検査を実施した結果、御殿場市のキノボリイグチと小山町のシロヌメリイグチから食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。県によると、1キロ当たりの放射性セシウムは御殿場市のキノボリイグチが210ベクレル、小山町のシロヌメリイグチが130ベクレル。県は関係機関や事業者に採取や出荷の自粛を呼び掛けるとともに、県民に注意喚起している。
 両市町の野生キノコは2012年に基準値超えの放射性物質が検出されて以来、原子力災害対策特別措置法に基づき出荷制限が継続中。県は11年の東京電力福島第1原発事故を受け、富士山周辺地域で定期的に放射性物質検査を行っている。

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