雌阿寒岳
 
雌阿寒岳山体全景 東側上空から 2007 年 7 月 3 日 気象庁撮影

 
[ 概要 ]
 
※以下は気象庁からの引用です。
 阿寒カルデラの南西壁上に生じた雌阿寒岳は、ポンマチネシリや阿寒富士など8つの小さな火山から構成される成層火山群で、玄武岩・安山岩・デイサイト(SiO2量は50.2〜65.5 wt.%)の多種類のマグマが噴出した。 火山群中央部には約13000年前の火砕流噴出で形成された中マチネシリ火口(直径1.1km)がある。 ポンマチネシリや西山・北山・阿寒富士の火山体が形成された後に、約1000年前にポンマチネシリ山頂部で中規模のスコリア噴火があった。その後は主に水蒸気爆発が頻発し、ポンマチネシリ山頂部にポンマチネシリ火口(旧火口と赤沼火口)が形成され、近年も数年おきに小規模な噴火が発生している。

 
[ リンク集 ]
 

 
[ 概要2 ]
 
・以下は「日本の火山噴火」(※)からの引用です。
 
 北海道東部にある雌阿寒岳も、今後の噴火が心配される活火山である。山頂火口で小規模な水蒸気爆発である噴火が断続的に起きているほか、2015年には噴煙が見られ、活発な火山活動が続いている。
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 北海道東部にある雌阿寒岳(標高1499m)も、今後の噴火が心配される活火山である。常時監測火山であり、噴火警戒レベルは1である。日本百名山の1つでもあり、登山者も多い。(後略)
 
※「日本の火山噴火」(島村英紀著:秀和システム:2017年4月1日)
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