[2018_04_02_02]佐賀・玄海原発 蒸気漏れ、1センチの穴 3号機配管で発見(毎日新聞2018年4月2日)
 
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佐賀・玄海原発 蒸気漏れ、1センチの穴 3号機配管で発見

 九州電力は1日、玄海原発3号機(佐賀県玄海町)の2次系配管での蒸気漏れトラブルを受けて実施した同日の点検で、配管に直径約1センチの穴が見つかったことを明らかにした。九電は穴が開いた原因などを調べており、2日も点検を続ける。点検期間は未定としている。
 蒸気漏れは3月30日夜、原子炉格納容器内の蒸気発生器に送る水から、酸素などを取り除く2次系配管の一部の空気抜き管で発生した。高温の空気抜き管の温度を下げるためにタービンを止める必要があり、九電は同31日、発電と送電を停止した。4月1日午後2時20分に点検を始めた。原子炉は止めない方針。
 3号機は3月23日の再稼働後、同25日に発電と送電を再開したばかりだった。今回のトラブルで4月24日に見込んでいた営業運転再開は遅れることになった。

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