[2018_04_26_01]原燃、補正申請書に欠落 44ページ分追加へ(デーリー東北2018年4月26日)
 
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原燃、補正申請書に欠落 44ページ分追加へ

 設備点検漏れ問題などに起因して中断していた新規制基準適合性審査の再開に向け、日本原燃が原子力規制委員会に16日に提出した補正申請書の一部が欠落していたことが25日分かった。原燃は取材に「チェックが不十分だった。組織の仕組みや体制に問題があった」としている。

 原子力規制庁が同日公開したヒアリング要旨(17日付)などによると、使用済み核燃料再処理工場(六ケ所村)の事業に関わる補正書約1万ページのうち、主要な変更点を含まない44ページ分が欠落していた。規制庁は追加で提出するよう原燃に指示した。文書欠落について原燃は、データの印刷漏れによるものと説明。再発防止のため、提出版を確認する仕組みなどをマニュアルへ反映したとしている。

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