[2018_07_05_02]大開駅_阪神・淡路大震災による被害(Wikipedia2018年7月5日)
 
参照元
大開駅_阪神・淡路大震災による被害

 1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災により、当駅は甚大な被害を受けた。駅部延長120mにわたって設置されている中間柱35本のうち、31本は完全に破壊され、残り4本は破壊寸前の状態となった[3]。これにより天井板が崩壊してM字型に折れ曲がり、直上の国道28号も大きく陥没した[4]。なお、東二見発阪急三宮行き特急(山陽5000系6両編成)は地震発生寸前に駅を通過しており難を逃れた。
 佐藤工業の設計・施工にて復旧工事が行われることとなった。崩壊部分については、健全な床下板と軌道のみを流用し、それ以外の設備はいったん撤去して再構築することとなった[4]。2月から鉄道施設耐震構造検討委員会への復旧計画提出と設計を始め、4月下旬からは撤去作業が開始された[4][5]。6月上旬には、撤去完了した区域から再構築作業が開始され、7月29日までに1層部(駅ホーム部)の最後の躯体コンクリートが打設された[5]。


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