[2018_09_28_03]2月の排風機停止 原因は機器不具合 原燃・再処理工場(東奥日報2018年9月28日)
 
 日本原燃は26日、今年2月に六ヶ所再処理工場の精製建屋で廃ガスを浄化し排出するための排風機が停止した原因について、関連機器の一時的な不具合と推定されると発表した。
 原燃によると、排風機はAとBの2系列のうち1系列を使っており、通常毎月1回切り替えている。今年2月上旬、それまで使っていたA系からB系に切り替えたところ、B系の異常を示す警報が鳴って運転が停止し、自動的にA系に切り替わった。
 原燃が調査した結果、直接的な原因は判明しなかったが、排風機の歯車の近くに設置され、排風機が正常に動いているかを検知する回転数検出器が一時的に不具合を起こしたことでB系に異常があったとみなし、排風機が停止したーと推定した。排風機と検出器に故障はなく、今後は、歯車により近い位置に検出器を設置することで検出感度を高めるという。(山内はるみ)
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