[2020_11_18_04]原発事故・南相馬市住民の集団訴訟 東電に1億4600万円の賠償金の支払い命じる<福島地裁いわき支部>(福島テレビ2020年11月18日) |
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この裁判は、原発事故当時 福島県南相馬市原町区に住んでいた45世帯144人が、避難に伴う慰謝料など約33億円を東京電力に求めたもの。 11月18日の判決で、福島地方裁判所いわき支部の名島亨卓裁判長は、原発の津波対策について「当時国の地震評価を取り込んだ対策は求められておらず切迫した状況ではなかった」とし、東京電力が「事故を回避すべき義務を著しく怠ったといえない」とした。 一方、原発事故で生活基盤が変わったことなどへの慰謝料として、東京電力に総額1億4600万円を支払うよう命じた。 弁護団:「決してこれで満足できるものではありません。ですからこの先まだ戦いは続くと思いますので、頑張りましょう」 原告団は判決を不服とし、控訴することにしている。 |
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