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電事連会長に中部電の林欣吾社長 4月1日付 4年ぶりの交代
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　電力大手10社でつくる業界団体の電気事業連合会は15日、池辺和弘会長（66）＝九州電力社長＝の後任に中部電力の林欣吾社長（63）が就く人事を決めた。4月1日付。電事連の会長交代は4年ぶり。
　電力業界ではここ数年、中部電力を含む大手電力による電力販売のカルテル問題など不祥事が相次いでおり、業界の信頼回復が林氏の最大の課題となる。
　池辺会長は2020年に就任。事業規模の大きい東京、関西、中部の3電力以外の電力大手が電事連会長を担うのは初めてだった。電事連の会長職は1期2年が通例だが、電力業界で相次いだ不祥事も影響して後任人事の調整がつかず、任期が4年に及んでいた。【佐久間一輝】