[2024_04_07_02]「反核燃の日」集会 県内施設撤去訴え 育森(東奥日報2024年4月7日)
 
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「反核燃の日」集会 県内施設撤去訴え 育森

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 県内外の反核燃市民団体が6日、青森市のリンクステーションホール青森で「第39回4・9反核燃の日全国集会」を開いた。約500人(主催者発表)が参加し、県内の原子力関連施設の撤去などを訴えた。
 県反核実行委員会の今村修委員長はあいさつで「建設に着手してから30年経過しても完成しない再処理工場(六ヶ所村)が動くのか。動くとうそぶく国や県の姿勢を許すことはできない」と非難。7〜9月の事業開始を予定する使用済み核燃料中間貯蔵施設(むつ市)について、地元団体が「ひとたび搬入が始まれば中間とは名ばかりの最終貯蔵施設へ変貌することを懸念している」と訴えた。
 「原子力関連施設や核のごみの早期撤去を求める」とのアピール文を決議後、参加者は「脱原発社会を目指そう」などとシュプレヒコールを上げ市中心部をデモ行進した。
 7日は六ヶ所村の再処理工場前で抗議活動を行う。
      (野村遥)
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