[2024_03_26_02]地下350mの拡張坑道を公開 北海道幌延町の核ごみ施設(共同通信2024年3月26日)
 
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地下350mの拡張坑道を公開 北海道幌延町の核ごみ施設

 18:37
 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)を地下に埋める手法を調査する「幌延深地層研究センター」(北海道幌延町)は26日、拡張工事が完了した地下350mにある坑道を報道陣に公開した。最終処分技術の研究を進めるため、3カ所の試験スペースを新たに設けた。
 350m地点の水平坑道は8の字形で、全長約800m。昨年6月から今年1月にかけて追加工事を行い、数十m掘り広げた。拡張した部分について、担当者は「英国や台湾など海外機関が参加する国際共同プロジェクトの研究にも活用する」と話した。
 立て坑を地下約500mまで延ばす掘削工事も昨年秋から開始しており、26年3月末までに完了する計画。
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