戻る 2023年3月9日〜4月12日の更新部分【項目別】(156件) 戻る

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●日本-原燃-爆破予告_
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( 1 ) デリ東北 2023/03/23 原燃に爆破予告疑い 六ヶ所の男逮捕
( 2 ) 東奥日報 2023/03/24 原燃に爆破物予告 関連会社の男逮捕 容疑を否認
 日本原燃(六ヶ所村)に爆発物を仕掛けたとのメッセージを送ったとして、野辺地署と県警警備1課、機動捜査隊は23日、威力業務妨害の疑いで同村尾鮫弥栄平、建設作業員渡邉徹容疑者(34)を逮捕した。容疑を否認している。
 逮捕容疑は、2月20日午前10時ごろ、インターネットに接続可能な通信機器を使い、同社に「爆弾を仕掛けた」とのメッセージを送信し、社員らに爆発物を捜索させるなどして業務を妨害した疑い。
 野辺地署によると、爆発物など不審物は発見されず、関係者が22日夕方に通報した。容疑者は日本原燃関連会社の作業員で、同社にも出入りしていた。

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●規制庁-エネ庁ー駅で資料のやり取り_
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( 3 ) 東京新聞 2023/03/23 駅で原子力規制庁職員がエネ庁職員から内部文書を受け取り
 事の発端は2月3日の報道官会見。フリーライターのまさのあつこさんが「内部告発があった」と切り出し、「駅のホームなどで打ち合わせとか資料のやりとりが行われているとの情報がある」とただした。その際、黒川課長は「そんなことをしているとは思わない」と2度、完全否定した。
 一転したのは今月10日の衆院環境委員会。立憲民主党の近藤昭一氏が同様の質問をすると、規制庁の金子修一次長は「職員によく聞いてみると…」と語り始め、駅での資料の受け渡しを認めた。続けて「資料にメモ書きした職員がおり、きれいなコピーをもらいたいということで…オフィスに来るのも大変なので駅で渡していただいて…」と話すと、近藤氏は「にわかには信じ難い」と唖然とした。
 くだんの資料は、経済産業省資源エネルギー庁の職員から受け取ったという。
 ところが山中委員長は今月15日の会見で「問題があるというふうには思っていない」ときっぱり。「そういう習慣だったのだろう」とみじんも罪悪感をにじませなかった。
 そして冒頭の会見。エネ庁から受け取った資料について、黒川課長は「7回分の面談一式の資料だ」「厳密にいえば、きれいな資料もあったかもしれないが、中途半端に取り寄せてもと、担当としては全部いっそ取り寄せた」と明かした。
 まさのさんは「スパイ映画じゃないんだから…」と嘆息。「面談録を記録したくないので、場所を駅にしたのではと勘繰りたくもなる」と推し量る。
 規制庁の現状について、新潟国際情報大の佐々木寛教授(政治学)は「文書管理や説明責任を軽視する文化が根強い。庁内全体に緊張感が足りず、近代的官僚機構としての資質を全く欠いている」と強調した上で「駅で内部文書を受け渡し」のようなケースを危ぶんだ。  「そもそも、原発関連の資料を外部に持ち出すこと自体がセキュリティーの面で問題という認識があるのか。流出した紙に発電施設や核燃料の記載があれば、あっという間にテロ被害の温床になり得てしまう

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●札幌-大成建設-鉄骨-品質管理不良-建て直し_
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( 4 ) 東京新聞 2023/03/16 大成建、札幌の高層ビル施工不良 鉄骨に傾き、虚偽報告
 大成建設は16日、札幌市で建設中の高層ビルで、鉄骨が傾いたり、コンクリート製の床の厚みが薄かったりする施工不良があったと発表した。鉄骨の傾きが許容限度を超えていたにもかかわらず、実測値と異なる虚偽の数値を工事監理者である設計事務所に報告していた。専務執行役員の寺本剛啓取締役と常務執行役員の平島信一札幌支店長が責任を取って3月末に辞任する。
 施工不良があったのは、NTT都市開発から受注し、旧北海道放送本社跡地で進む再開発「(仮称)札幌北1西5計画」の一部である高層ビル。着工時点の計画は地上26階、地下2階建てで、延べ床面積は約6万平方メートル。

( 5 ) STV 2023/03/16 建設中の高層ビルを建て直し 鉄骨70か所 数値を改ざん 大成建設

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●石渡明氏原発60年超運転に反対_
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( 6 ) 共同通信 2023/03/28 60年を超えて運転 規制委が方針を大転換 背景に何が?
 経済産業省が設置した有識者会議は12月、規制委員会の審査などで停止した期間は運転期間とカウントせず、その分を60年に上乗せして運転できるとする指針をまとめた。サッカーのロスタイムに似た仕組みだ。
 この制度だと、現時点で既に審査が9年半続く北海道電力泊1〜3号機(北海道)は、少なくとも10年程度は寿命が延びる。指針には「一定期間後、必要に応じて(制度の)見直しを行う」との文言も組み込まれており、さらなる運転延長や寿命の撤廃をにおわせている。
 国内で運転中の原発のうち、最も古いのは「46歳」の関西電力美浜3号機(福井県)。今年6月には「48歳」の関西電力高浜1号機(福井県)が東日本大震災後の長期停止から再稼働する。
 原発推進派は「米国では80年までの運転が認められている」と強調しているが、世界で最高齢はインドのタラプール1、2号機の「53歳」にとどまる。

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●高浜原発_運転中に自動停止_2011年以来_
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( 7 ) 日経新聞 2023/03/22 高浜原発トラブル停止 規制委員長「施工不良が原因」
 原子力規制委員会は22日の定例会合で、1月30日に関西電力高浜原子力発電所4号機(福井県)が自動停止したトラブルについて、原因となったケーブルの導通不良が他の場所でもないか詳しく点検する再発防止策を了承した。山中伸介委員長は「施工不良が原因だ」と述べた。
 核反応を調節する制御棒に電力を供給するケーブルに関して、施工時に他のケーブルの束がのり、約100キログラムの重みが加わっていた。関電はケーブルに力がかかり続けて接続部が壊れたことで制御棒が誤って落下し、原子炉が停止したと推測した。
 関電は施工前の確認や約40年にわたる定期点検などを実施してきたが、ケーブルの問題を見つけられなかった。いまも壊れた部位の直接確認はできておらず、規制委は部品の交換時などに原因が正しいか確かめることも求めた。

( 8 ) NHK 2023/03/22 高浜原発 原子炉自動停止トラブル“最も軽いレベル“
( 9 ) 毎日新聞 2023/03/22 高浜原発停止「ケーブルの施工不良」 規制委、経年劣化を否定
( 10 ) MBS 2023/03/23 自動停止した高浜原発 運転再開へ「回路切り替え等で安全確認」
( 11 ) 産経新聞 2023/03/24 関電高浜原発4号機が運転再開、1月に自動停止

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●電力会社_顧客情報_不正閲覧_
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( 12 ) 毎日新聞 2023/03/10 10社「営業利用せず」 電力不正閲覧、経産省に報告
( 13 ) 日経新聞 2023/03/14 中部電力に立ち入り検査 監視委、不正閲覧で3件目
( 14 ) NHK 2023/03/15 関西電力送配電 電圧測定を一部実施せず
( 15 ) J-CAST 2023/03/22 有識者会議 電力会社と送電子会社 「所有権分離」を迫った理由
( 16 ) 東京新聞 2023/03/31 不正閲覧、改善命令を勧告 監視委が初、関電など5社に
( 17 ) 電気新聞 2023/04/03 経産相、今週にも5社対象に業務改善命令/監視委が勧告
( 18 ) 経産省 2023/04/03 補助金交付等の停止及び契約に係る指名停止等措置を実行
( 19 ) 日経新聞 2023/04/03 関電など5社に業務改善命令へ 新電力の顧客不正閲覧で
 経済産業省は大手電力の送配電部門がもつ新電力の顧客情報を小売部門の社員が不正閲覧した問題で関西電力など5社に業務改善命令を出す方針だ。3日に行政手続法の規定に基づき、各社に弁明の機会を設けると通知した。各社の対応を踏まえて命令を出す。

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●関電_中部電_九電_中国電_カルテル_処分_
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( 20 ) NHK 2023/03/30 中部電力 カルテル課徴金 取り消し求め提訴へ “見解の相違”
( 21 ) 日経新聞 2023/03/30 中部電力、カルテル処分不服で提訴へ 課徴金275億円
( 22 ) 関テレ 2023/03/30 違反行為を"主導"した関西電力はおとがめナシ
( 23 ) 東京新聞 2023/03/30 中国電社長会長、引責辞任 官公庁入札でも不適切行為
社内調査の結果、2018年1月以降、官公庁の電力入札で関電に参加しないよう依頼するなど不適切な行為が計5回あったことも明らかにした。

( 24 ) NHK 2023/03/30 中国電力の会長と社長 カルテル課徴金命令受け退任へ
( 25 ) 関テレ 2023/03/30 公取委が3社に1千億円超“課徴金”支払い命じる
( 26 ) NHK 2023/03/30 電力会社のカルテルで課徴金1000億円余 公取委
( 27 ) 東奥日報 2023/03/31 電力カルテル 不正の温床 訴訟 いばらの道 料金値上げ 逆風
( 28 ) 日テレ 2023/03/31 経産省、関電含む大手電力4社に行政処分の検討へ
( 29 ) 東京新聞 2023/04/03 電力カルテルで補助金停止 経産省、関電など6社
( 30 ) AERA 2023/04/11 競争を拒否する電力会社 古賀茂明

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●電力各社_電気料金_値上げ_
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( 31 ) 福島民報 2023/03/15 4月の電気料金値上げ、先送り確実に
( 32 ) 東奥日報 2023/03/16 東北電 来月値上げ先送り確実
( 33 ) たんぽぽ 2023/03/29 「毒電」7社が電力料金(個人・零細業者向け)値上げを申請
( 34 ) 日経新聞 2023/03/30 東京電力、電気料金値上げ幅を圧縮 平均17.6%に
 東京電力ホールディングスは30日、家庭向け規制料金の値上げ幅を再算定し、経済産業省に申請したと発表した。直近の燃料価格の下落を反映したことで、値上げ幅は平均17.6%と、平均29.3%だった1月の申請時から11.7ポイント圧縮された。東電や東北電力など大手7社が値上げを国に申請しており、各社は値上げ幅の圧縮を迫られる。

( 35 ) 産経新聞 2023/03/30 東北電、値上申請内容を再提出
( 36 ) TBS 2023/03/30 東電の家庭向け電気料金 値上げ幅を29.3 -> 17.6%に圧縮
( 37 ) たんぽぽ 2023/03/30 「毒電」7社が電力料金(個人・零細業者向け) 値上げを申請 田中一郎
◎ 寝転がっていても原発にカネが転がり込む仕組みが山のように創られています。
*東京電力の福島第一原発事故後始末費用=奉加帳方式(原発賠償損害保険料の後払い)
*東京電力賠償費用を過去に遡って「託送料」に上乗せ⇒電気料金へ転嫁
*福島第一原発以外の原発廃炉費用も過去分を「託送料」に上乗せ⇒電気料金へ転嫁
*容量市場(老朽原発・老朽火力の温存へのインセンティブとなる)⇒ドイツは戦略的予備電源
*新容量市場(23年):CO2排出ナシの新規発電が対象(原発外せ、新設火力認めろ他)
*非化石価値市場(原発を含む)+2030年非化石電源比率44%の法的強制(原発を含む)
*ベースロード電源市場(原発中心)は廃止せよ(電力取引の卸売市場への集中義務で存在意味なし)
*原発損害賠償保険掛け金(保険料)の正常化(大幅引き上げ)(= 特別会計が巨額の赤字)
*電源三法や粉飾決算会計基準など、原発優遇の制度を全て廃止せよ(廃炉にかかる損金会計処理を「繰延資産」として先送りする粉飾会計(会計基準踏みにじり))
再処理機構と再処理費用の上乗せ、バックエンド(核ゴミ処分)費用の上乗せ

( 38 ) 東京新聞 2023/04/03 電力6社が値上げ幅圧縮 燃料価格下落で再計算
 経済産業省は3日、大手電力7社が家庭向けなどの規制料金の値上げについて申請内容を見直した結果、北海道、東北、東京、中国、四国、沖縄の6電力の平均値上げ幅が圧縮されたと公表した。北陸電力は逆に値上げ幅が拡大した。(中略)
 一方、北陸は石炭価格の値上がりに伴い、45・8%から46・9%へと値上げ幅が1・1ポイント拡大した。

( 39 ) DIAMOND 2023/04/07 電気代の爆騰、新電力の「倒産・撤退」…私たちは誰に怒ればいい?

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●原発_運転期間_延長_
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( 40 ) NHK 2023/03/11 原発めぐり岸田首相 “丁寧な説明続けたい” 東電前では抗議も
( 41 ) 毎日放送 2023/03/16 “原子力政策の大転換だ” 鈴木達治郎教授(元原子力委員会・委員長代理)
 長崎大学 鈴木達治郎教授「今回の閣議決定の中には、(元々あった)原子力依存度を低減するという文章はないので、どう考えても政策転換というふうに解釈されてもおかしくはないと思います。今の電力危機、価格高騰をうまく利用して原発政策転換を法律にしてしまおうっていう、そういう動きに見える、見えますよね」
 長崎大学 鈴木達治郎教授「2030年に新しく原発を建てたときのコストとしては、経産省がもう2年前に計算していて、必ずしも「最も安い電源ではない」ということが明らかになっています。新設のものについて言えば、再生可能エネルギーよりはもう多分高いだろうっていうことは、国際的な常識になっています。

( 42 ) 毎日新聞 2023/03/17 「まるで推進法」なぜ岸田政権は原子力基本法を変えるのか 川口雅浩
( 43 ) 共同通信 2023/03/20 原発停止期間除外は「変な案」 政府の新制度案に前規制委員長
 原発が審査などで停止した期間を運転年数から除外し60年超運転を可能にする政府の新制度案に関し、原子力規制委員会の更田豊志前委員長は20日までに「審査期間は事業者の思惑でいかようにもなり、長く審査中にしておけば、ずっと後でも運転できる。世界でも聞いたことがない変な案だ」との見方を示した。
 更田氏は、原発の運転期間は「炉の状態と置かれている条件で判断するべきだ」と述べ、「原則40年、最長60年」のルール撤廃に理解を示した。「国際的な規制の考え方からすると、上限を一律に年数で定めるのは妥当ではない。ただ日本の場合は地震荷重(負荷)が非常に大きいので諸外国と少し違うかもしれない」と指摘した。
 更田氏は古い原発で問題になる「設計の古さ」に関し、福島第1原発1号機にあった「非常用復水器(IC)」という古い冷却設備を正しく使えなかったと指摘し「建設時の経験や知識は運転を停止していてもどんどん失われていく。古いものを使うには特段の難しさがある」と強調した。

( 44 ) たんぽぽ 2023/03/25 原子力規制委員会と原子力規制庁へ申し入れ (上) 永野勇
( 45 ) 時事通信 2023/03/31 立民「安全神話復活」と批判 原発60年超法案で対決姿勢
( 46 ) たんぽぽ 2023/04/05 原子力規制委員会と原子力規制庁へ申し入れ (下) 永野勇
( 47 ) 共同通信 2023/04/10 経産省が規制法改正案を作成 原発60年超運転の面談資料
( 48 ) 脱原発弁護団 2023/04/10 3.11前に逆転させるGX脱炭素電源法案に反対 河合弘之 海渡雄一

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●岸田首相_次世代-原発_検討指示_
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( 49 ) 東京新聞 2023/03/11 原発回帰を強める岸田政権 再生可能エネルギーに消極姿勢
( 50 ) 東京新聞 2023/03/15 坂本龍一さん 政府の原発回帰に「なぜ」「なぜ」「なぜ」
( 51 ) 東奥日報 2023/04/01 原電経営計画、敦賀3、4号機早期具体化が柱

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●南海トラフ巨大地震_
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( 52 ) 共同通信 2023/04/04 想定死者数、8割減「達成困難」 南海トラフ地震対策で作業部会

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●石川県能登_地震頻発_
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( 53 ) NHK 2023/03/29 珠洲市で震度3の地震相次ぐ

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●地震一般_
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( 54 ) 東京新聞 2023/03/16 地震津波観測網の補修終了 宮城・岩手沖、速報に活用

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●東日本大震災
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( 55 ) 農協新聞 2023/03/09 「最悪の事態」想定せぬ皮算用がもたらす「人災」内田樹
( 56 ) 東京新聞 2023/03/17 熱海盛り土、内部から放射性物質 福島由来か、大規模土石流の起点
 静岡県熱海市で2021年7月に発生した大規模土石流を巡り、静岡大の北村晃寿教授(地質学)は17日、土砂崩落の起点となった土地に残った盛り土の内部から放射性セシウムが検出されたと明らかにした。11年3月に起きた東京電力福島第1原発事故で飛散したものとみられるという。
 北村氏は静岡市内で記者会見し、地表から約2メートル下層で放射性セシウムが検出されたと説明。「11年3月以降も盛り土が続いていたことになる」と指摘した。


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●プルサーマル_
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( 57 ) 共同通信 2023/03/19 プルサーマル発電、2基中断へ 玄海と伊方、高浜は継続
( 58 ) 東奥日報 2023/03/20 プルサーマル2基中断へ 高浜は継続 再処理工場の稼働抑制も

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●関電不正_
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( 59 ) NHK 2023/03/22 関西電力 社員1人が電圧測定で5年間虚偽のデータ報告
 関西電力の子会社、「関西電力送配電」は、大阪府内の営業所に勤務する社員1人が、法律で義務づけられた電圧の測定について、5年間にわたり虚偽のデータを報告していたことを明らかにしました。
 電気事業法では、電気の質を確保するために送配電会社に対して電圧を測定し、その結果を記録して3年間、保存するよう義務づけていて、これに基づいて、年に1回、各家庭のメーターを測定することが必要になります。
 この社員は、担当するエリアでおよそ100か所の住宅などの電圧の測定を外部に発注することになっていましたが、2017年度と19年度、それに20年度については一部で、18年度と21年度、それに今年度(2022年度)については、測定をまったく行っていませんでした。

( 60 ) ABC 2023/03/23 「使い方がわからなかった」5年間虚偽データを報告 関電子会社

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●ウクライナ_原発_
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( 61 ) NHK 2023/03/10 ロシア軍 ミサイル攻撃で“報復” 原発で一時外部電力供給失う
( 62 ) 東京新聞 2023/03/14 3割が原発攻撃の「不安感じる」 立地自治体、対策強化求める声も
( 63 ) 茨城新聞 2023/03/15 原発攻撃「不安」3割 立地自治体に危機感
( 64 ) たんぽぽ 2023/03/29 ウクライナが「劣化ウラン戦争の戦場」にされる 山崎久隆
( 65 ) たんぽぽ 2023/03/30 ウクライナが「劣化ウラン戦争の戦場」に (下) 山崎久隆
 しかし先に述べた高い戦闘効果から、米国を中心としたNATO軍、ロシア軍、中国軍、その他の軍隊が依然として主力として保有し続けています。
 ウクライナ戦争では、とうとう、双方が劣化ウラン弾で撃ち合う可能性がある状況になってしまいました。
 このような戦闘が、一帯誰に大きな被害をもたらすか、論を待つまでもありません。
 NATO軍やイギリス軍が、ウクライナのために戦車や戦車砲弾を送っているのではないことが、あからさまに露呈した事件の一つだと思います。

( 66 ) 共同通信 2023/04/10 ドイツの脱原発15日に完了 残る3基停止、最終処分場課題

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●海外_
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( 67 ) 日経新聞 2023/03/17 ドイツ、来月脱原発 ショルツ氏「最後の3基停止」

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●再生エネルギー_
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( 68 ) 毎日新聞 2023/03/22 電気代、モデル世帯で月800円負担減 4月から再エネ賦課金低下へ
( 69 ) NHK 2023/03/30 全国の送電網強化に最大7兆円の投資必要 整備計画まとまる

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●エネルギー政策_
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( 70 ) 東奥日報 2023/03/10 原発安全対策費6兆円 電力11社 再稼働向け巨額投資
( 71 ) 電気新聞 2023/03/15 高速炉実証炉、今夏めどに中核企業選定/エネ庁が公募開始
( 72 ) NHK 2023/03/29 夏の電力需給 東電管内7月予備率3%の見通し 追加電源確保へ
( 73 ) 東奥日報 2023/03/30 電力需給全国的に安定 23年度予測 東電管内、夏厳しく

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●六ケ所_IAEA_核監視できず_
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( 74 ) NHK 2023/03/22 再処理工場で監視できないトラブル 日本原燃が再発防止策
( 75 ) 共同通信 2023/03/22 核監視不備で再発防止策を公表 六ケ所村の再処理工場
( 76 ) 東奥日報 2023/03/23 原燃・再処理工場IAEA監視中断 照明管理基準に不備
( 77 ) 東奥日報 2023/04/12 規制委 再報告を要求 原燃・監視中断 「対策が不十分」
 原子力規制委員会は11日、都内で開いた定例会合で、六ヶ所再処理工場(六ヶ所村)の部屋の照明が消え国際原子力機関(IAEA)の監視が中断した問題を巡り、事業者の日本原燃に再発防止策を再提出させることを決めた。原燃の原因分析や対策を不十分と判断をした。
 規制委の伴信彦委員は、照明の電球切れが年単位で放置されていたことを問題視し、原燃の再発防止策には具体性がないと断じた。
 監視中断は1月下旬、使用済み核燃料を扱う、厚いコンクリートで覆われた部屋で発生。分電盤の点検で照明を消した際、予備用の照明三つが全て球切れで、2時間にわたり監視カメラに何も映らない状態になった。原燃は規制委の指導文書を受け、原因と再発防止策を示した報告書を3月下旬に提出していた。


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●再処理_完工26回目延期_
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( 78 ) 東奥日報 2023/03/29 原燃に規制庁 「ラストチャンス」 申請書 不備再発防止求める
 原子力規制委員会は28日、日本原燃・六ヶ所再処理工場(六ヶ所村)の完工に向けた認可の審査会合を東京都内で開いた。原燃は申請書一式、約6万ページ中、誤記や様式不備、記載漏れ、落丁が計約3100ページで確認されたと報告。審査に当たる原子力規制庁担当者は、再発防止策が不十分だとして「これがラストチャンス」と述べ一層の改善を要求した。実質的な議論の進展はなかった。

( 79 ) 河北新報 2023/03/29 使用済み核燃料、25年度の再処理量70トンに
( 80 ) 東奥日報 2023/03/31 大量誤記を「大反省」 再処理認可申請書で原燃社長
( 81 ) 東奥日報 2023/04/06 原燃社長に聞き取りへ 審査資料不備 規制委 「工程ありき」
 山中伸介委員長も同日の記者会見で「不適切な日程を設定したことが一つの原因のようなので社長との面談で確認したい」とした。聞き取りは、早ければ今月中にも実施される見通し。

( 82 ) 東京新聞 2023/04/08 現場に無理命じて間違いだらけ申請書 再処理工場審査

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●敦賀原発データ書換_
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( 83 ) NHK 2023/03/17 敦賀原発2号機再稼働の審査 提出資料に相次いで誤り
( 84 ) 福井新聞 2023/03/29 敦賀原発の審査打ち切りも 原電資料不備で規制委員長が言及
( 85 ) 東奥日報 2023/03/30 敦賀原発 審査打ち切りも 規制委員長 原電資料不備で言及
 原子力規制委員会の山中伸介委員長は29日の記者会見で、日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県)の再稼働に向けた審査について「打ち切りも含めて、最後の決断をしないといけない画期だ」と述べた。原電は審査資料の誤記などを繰り返しており、規制委は4月に、審査の一時的な中断だけでなく、完全な打ち切りも視野に議論する。
 山中氏は「おそらく本当に最後の決断になる。改めて(再発防止対応を)検査することはない。このままの状態を放っておいていいとは思っていない」と強調した。
 一方、稼働に向けた審査が停滞する日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(六ヶ所村)についても「敦賀原発と同じように、根本的なところに原因があるなら、何らかの方策を考えないといけない時点に来ているのかもしれない」と指摘した。再処理工場を巡っては、工事計画認可に向けた申請書約6万ページのうち、約3千ページに誤記載など不備が見つかっている。

( 86 ) 日経新聞 2023/04/05 原発再稼働を阻む相次ぐ不備 敦賀2号機の審査再中断
( 87 ) 東京新聞 2023/04/05 敦賀2号機、再稼働不許可も 補正書次第、山中規制委員長
( 88 ) 毎日新聞 2023/04/05 敦賀原発2号機の資料不備 申請書一部修正を行政指導へ 原電に規制委
( 89 ) 東京新聞 2023/04/05 敦賀原発審査、再び中断 規制委、原電の資料不備で
 原子力規制委員会は5日、定例会合を開き、日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県)の再稼働に向けた審査を再び中断させる方針を決めた。原電が審査資料の誤記などを繰り返し、改善できないためで、行政指導として8月末を期限に審査申請書の一部補正を求める。再稼働時期は従来よりさらに見通せない状況になった。
 規制委は、再稼働の審査申請を取り下げさせる事実上の「審査打ち切り」も含めて検討。5人の委員全員が、一時的な中断が妥当だとの意見で一致した。資料不備を理由にした審査打ち切りは、法的な根拠がなく、事業者に対する不利益処分になる可能性がある。申請取り下げは、全ての審査をやり直すことになり、規制委の負担が大きいとの意見も出た。

( 90 ) 日経新聞 2023/04/05 敦賀原発2号機の安全審査を再中断 規制委、資料不備で
( 91 ) 東奥日報 2023/04/06 審査再び中断 原電 問われる資質 繰り返すミス 改善できず
 「果たして活断層を否定できる見通しがあるのか。否定するための証拠探しを続けられたら、いつまでも審査が終わらないのではないか」。5日の規制委定例会合で杉山智之委員は、出口が見えない審査の行方に懸念を示した。伴信彦委員は「書類のクオリティー(質)が低いことを理由に審査を打ち切ることはできないのか」と事務局に確認を求めた。
 規制委事務局の幹部は「ミスはない、大丈夫だと言っても、直後に間違いが見つかる。これでは全く信用できない」といらだちを隠さない。

( 92 ) たんぽぽ 2023/04/09 審査再び中断 日本原電の姿勢が問われる事態 山崎久隆
( 93 ) 福井新聞 2023/04/10 福井知事、原発審査で原電に苦言 「信頼性損なわれる恐れ」

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●柏崎_核セキュリティー違反_
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( 94 ) 日経新聞 2023/03/23 東電柏崎原発所長、テロ対策改善「時間かけて成果出す」
( 95 ) 東奥日報 2023/03/24 柏崎原発所長「拙速感良くない」 規制委 テロ対策課題指摘に
( 96 ) 毎日新聞 2023/03/24 柏崎刈羽原発所長会見 成果報告書、提出時期は「未定」

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●柏崎_技術委不再任_
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( 97 ) UXTV 2023/03/29 原発事故「3つの検証」総括委員会 池内了委員長の任期を更新しない見通し
( 98 ) NST 2023/03/29 原発検証"総括委"機能失う…3月末の任期を延長せず 知事
( 99 ) 東京新聞 2023/04/04 検証委トップが「解任される」 新潟県は再稼働慎重論を嫌った?

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●福1_圧力容器土台に損傷_
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( 100 ) 東京新聞 2023/03/29 原子炉土台内部も損傷確認 福島第1原発1号機
( 101 ) 東京新聞 2023/03/30 原子炉土台、広範囲損傷 東電、耐震性再評価へ
( 102 ) FCT 2023/04/03 内部調査受け…知事がすみやかな耐震性評価を求める
( 103 ) 東京新聞 2023/04/04 土台内側、全周が損傷か 福島第1原発1号機を調査
( 104 ) 時事通信 2023/04/04 土台損傷生々しく 1号機内部の映像公開 福島第1原発
( 105 ) 毎日新聞 2023/04/05 圧力容器の土台、想定以上に損傷か 耐震評価見直し
( 106 ) 東京新聞 2023/04/05 圧力容器の土台は全周で損傷と東電判断 耐震性再評価へ
 東京電力は4日、福島第一原発(福島県大熊町、双葉町)1号機の原子炉格納容器の内部調査で撮影した動画を公開した。核燃料があった圧力容器を支える円筒形の鉄筋コンクリートの土台(厚さ1.2メートル)は、内側の壁は全周にわたって損傷し、内部の鉄筋が露出している可能性があることが分かった。
 土台の損傷が激しい実態が明らかとなり、東電は数カ月かけて画像を詳しく分析し、耐震性を再評価する。事故収束作業で最難関とされる溶け落ちた核燃料(デブリ)の取り出しに向け、新たな課題が明白になった。


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●除染土_最終処分_
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( 107 ) 日経新聞 2023/03/10 除染土受け入れ、風間浦村が検討 環境相「考え聞く」

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●汚染水_
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( 108 ) 東奥日報 2023/03/11 処理水 風評被害防止へ 水産庁、魚介検査を強化
( 109 ) 日刊スポ 2023/03/16 処理水放出設備を一部運用 放射性物質の濃度均一化
( 110 ) 東奥日報 2023/03/17 処理水の放出 海監視を強化 政府、トリチウム濃度
( 111 ) 時事通信 2023/04/06 「追加調査は不要」 IAEA、6月に最終報告書 東電福島第1原発
( 112 ) 東京新聞 2023/04/07 韓国野党議員ら福島視察 処理水放出反対訴える

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●島村英紀_
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( 113 ) 島村英紀 2023/03/10 南極の氷の下から宇宙ニュートリノを検出
( 114 ) 島村英紀 2023/03/17 世界の4人に1人が洪水直面の危機
( 115 ) 島村英紀 2023/03/24 5万年後に目覚めたウイルス

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●火山_
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( 116 ) NHK 2023/03/22 活火山「十和田」 小規模噴火想定した避難計画初めて示される
( 117 ) NHK 2023/04/11 カムチャツカ半島の大噴火 「日本への津波の影響ない」気象庁

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●泊原発
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( 118 ) UHB 2023/03/26 泊原発敷地内で拳銃誤射 北海道警の警察官が車両内で…けが人なし

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●大間原発
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( 119 ) 電源開発 2023/03/31 2023年 ニュースリリース 役員人事について
( 120 ) 時事通信 2023/03/31 Jパワー社長に菅野氏=渡部氏は会長、7年ぶり交代
( 121 ) 東奥日報 2023/04/01 大間本部長に藤田氏

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●東通原発(東北電力)
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( 122 ) 東奥日報 2023/03/11 基準地震動説明 「来年度早期に」 村議会で青木所長
( 123 ) 東奥日報 2023/03/31 東通2号機着工「未定」12年連続 東北電23年度供給計画

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●六ヶ所再処理工場
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( 124 ) 東奥日報 2023/03/24 須藤専務が退任
( 125 ) 東奥日報 2023/03/25 航空機評価「不合理」 核燃訴訟で原告
( 126 ) 東奥日報 2023/04/12 再処理申請書不備 原燃社長から聴取 本県自民国会議員団

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●低レベル放射性廃棄物埋設センター
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( 127 ) 東奥日報 2023/03/24 3号埋設の操業開始 「24年度」に1年延期 低レベル廃棄物
( 128 ) 東奥日報 2023/03/31 低レベル廃棄物 1.2万本受け入れ 原燃23年度計画

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●ウラン濃縮工場
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( 129 ) NHK 2023/03/21 六ヶ所村の「ウラン濃縮工場」配管から軽油漏れ

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●リサイクル燃料備蓄センター
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( 130 ) 東奥日報 2023/03/29 むつ・中間貯蔵施設 追加の設工認申請
( 131 ) 東奥日報 2023/04/11 中間貯蔵 審査ほぼ終了 規制庁「6月にも認可」

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●女川原発
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( 132 ) 共同通信 2023/03/09 原発安全対策費、6兆円超 電力11社、再稼働に向け投資

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●福島第一原発
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( 133 ) 共同通信 2023/03/10 原発訴訟、国の賠償責任認めず 仙台高裁、東電のみに支払い命令
( 134 ) 読売新聞 2023/03/10 「原子力に100%の安全はない」山中伸介委員長が職員に訓示
( 135 ) NHK 2023/03/15 原発事故12年 新たな謎が
( 136 ) NHK 2023/03/17 福島第一原発事故 12年目の“新事実”

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●柏崎刈羽原発
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( 137 ) 東京新聞 2023/03/09 東電の何が「能力不足」なのか 柏崎刈羽原発の運転禁止が長期化へ
( 138 ) 時事通信 2023/04/06 原発再稼働へ支援チーム=経産省
( 139 ) 新潟日報 2023/04/11 柏崎刈羽原発の洗濯機燃える・新潟 作業員消火、けが人なし
( 140 ) 共同通信 2023/04/11 柏崎原発、管理区域でぼや 放射性物質漏れなし

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●東海第2原発
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( 141 ) 東京新聞 2023/03/17 資源エネ庁 原発運転期間など説明 首長懇談会
( 142 ) 東京新聞 2023/03/26 原発事故想定、初の訓練 ひたちなかで住民ら170人が参加
( 143 ) 東京新聞 2023/04/01 東海第二の再稼働事前同意 原電社長、時期は言及せず
( 144 ) 東京新聞 2023/04/07 茨城県民投票条例の直接請求 東海第二原発の再稼働賛否

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●東海再処理工場等の核施設
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( 145 ) 東京新聞 2023/03/24 東海再処理施設 ガラス固化 完了時期 28年度から見直しへ
( 146 ) 東京新聞 2023/04/11 原子力施設でまた火災 東海村で今年4件目、従業員の車が燃える

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●島根原発
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( 147 ) 共同通信 2023/03/10 島根原発2号機の差し止め求める 初の仮処分申請

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●伊方原発
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( 148 ) itv 2023/03/23 伊方原発 放射性ヨウ素濃度上昇 燃料棒に「小さな穴」の可能性
( 149 ) 愛媛新聞 2023/03/24 広島高裁、住民抗告退ける 伊方原発の運転停止認めず
( 150 ) 愛媛新聞 2023/03/25 地裁と同様の判断 伊方原発3号機の運転容認 広島高裁
( 151 ) 時事通信 2023/03/29 伊方原発、特別抗告断念 広島高裁決定で住民側
( 152 ) 共同通信 2023/04/10 伊方原発燃料棒2本に穴、摩耗か 昨年3月のヨウ素漏れ

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●川内原発
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( 153 ) KKB 2023/03/16 川内原発20年延長を問う 県民投票の実施を求め署名活動開始へ
( 154 ) KKB 2023/04/06 川内原発 原子力規制委が現地調査 「運転延長の審査の一環」
( 155 ) NHK 2023/04/07 規制委 川内原発の現地調査終える「ひととおり確認できた」

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●玄海原発
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( 156 ) 佐賀新聞 2023/03/09 玄海原発4号機、通常運転復帰 九州電力、定検が終了
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