[2020_05_29_01]福島第2の廃炉計画申請 44年間で完了目指す 東電(時事通信2020年5月29日)
 
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福島第2の廃炉計画申請 44年間で完了目指す 東電

 東京電力は29日、福島第2原発(福島県楢葉町、富岡町)の廃止措置(廃炉)計画の認可申請を原子力規制委員会に提出した。
 廃炉作業を4段階に分けて行い、約44年かけて完了を目指す。廃炉費用は4基合わせて約4100億円の見通し。
 計画では、1〜4号機の未使用燃料544体を、原子炉本体の撤去が始まるまでに加工事業者に引き渡す。使用済み核燃料9532体は廃炉完了までに、全て再処理業者に譲渡する。
 東電は昨年7月、福島第2の廃炉を正式決定。その際、敷地内で一時保管する核燃料について「最終的に県外に搬出する」と示していたが、廃炉計画には「搬出先が決まっていない」として盛り込まなかった。
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