[2020_01_17_13]伊方原発 運転差し止め仮処分 佐賀県知事「今後を注視したい」(佐賀テレビ2020年1月17日)
 
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伊方原発 運転差し止め仮処分 佐賀県知事「今後を注視したい」

 愛媛県にある伊方原発3号機について広島高裁が17日、運転の差し止めを命じる仮処分を決定したことを受け、佐賀県の山口知事は、安全第一とした上で、「今後を注視したい」と述べました。
 リポート:「広島高裁は、伊方原発の運転差し止めを命じました」
 この裁判は、伊方原発から50キロ圏内に住む山口県の住民3人が、四国電力に伊方原発3号機の運転差し止めを求めていたものです。広島高裁の森一岳裁判長は、17日、「震源が敷地に極めて近い場合の地震の揺れについて評価する必要があるにも関わらず、四国電力は十分な調査をしていない」などとし、運転差し止めを命じる仮処分を決定しました。
 これについて、佐賀県の山口知事は、次のように述べました。
 山口知事:「司法の一つの判断。今後を注視したい。何より安全第一」
 原発の司法判断をめぐっては、2つの市民団体が玄海原発3、4号機の運転差し止めの仮処分を申し立てていましたが、いずれも去年9月までに棄却されています。
 一方、市民団体が佐賀地裁に提訴した玄海原発の運転差し止め訴訟は現在も審理が続いています。
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