[2022_08_11_01]原子力防災訓練 3年ぶりに通常通りの規模で開催 平戸市で連絡会(テレビ長崎2022年8月11日)
 
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原子力防災訓練 3年ぶりに通常通りの規模で開催 平戸市で連絡会

 2022年10月の県原子力防災訓練を前に、県の原子力安全連絡会が平戸市で開かれました。
 この連絡会は、九州電力玄海原発から半径30キロ圏内にある県内4つの市で、原発や防災対策などについて情報を共有し、意見を交わそうと定期的に開かれています。
 10日は関係者約40人が出席し、県は2022年10月下旬の原子力防災訓練について、新型コロナの感染防止対策を取り、3年ぶりに通常通りの規模で行うと説明しました。
 また、九州電力は玄海原発3、4号機でテロなどに備える「特定重大事故等対処施設」の設置工事の完了が2023年2月までずれることなどを報告しました。
 出席した市民からは「テロ対策施設はどの程度対応できるか」や「避難の基準が明確に見えない」などと質問が上がりました。
 九州電力の担当者 「ミサイルの種類にもよるがぶち当たってもそう簡単には壊れないという非常に堅牢な建物」県の担当者 「よっぽどの風速、風量でない限り平戸市のほうにいっぺんに放射性物質が押し寄せることはないかと思いますが、慎重に状況を確認しながら避難計画、避難指示をする」県原子力安全連絡会は10月11日に佐世保市でも開かれる予定です。
 テレビ長崎
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