[2019_02_07_04]東通原発の補足調査 完工時期に影響なし 東北電支店長強調(東奥日報2019年2月7日)
 
 東北電力青森支店の齋藤光春支店長は6日、青森市内で定例会見を開き、東通原発の敷地内や周辺で実施する地質構造の補足調査について「今回の補足調査が直ちに工程に影響が及ぶとは考えていない」と述べ、2021年度の安全対策工事完了に向けた決意を改めて示した。
 原子力規制委員会による同原発の審査で、一部が敷地内を通る「一切山東方断層」の地質構造の解釈などについて追加説明を求められていた。このため同社は1日、4月から約半年間の予定で補足調査を実施し、データを拡充し説明性を高めることを明らかにした。
 完工時期について齋藤支店長は「もろもろの要因を考慮して最終的に総合評価した」と説明。その上で、「(審査の行方は)私どもの説明にかかっている。審査が前に進むよう頑張りたい」と述べた。(三好陽介)
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