[2021_08_06_02]青森の焦点2つ…「米軍軍事訓練」と「核のゴミ」 「青森県を核のゴミの最終処分地としない」ことを県条例で定めるための請願運動開始 7/16第2回「原発いらない金曜行動」へのメッセージ 小熊ひと美(「原発なくそう!核燃いらない! あおもり金曜日行動」)(たんぽぽ舎2021年8月6日)
 
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青森の焦点2つ…「米軍軍事訓練」と「核のゴミ」 「青森県を核のゴミの最終処分地としない」ことを県条例で定めるための請願運動開始 7/16第2回「原発いらない金曜行動」へのメッセージ 小熊ひと美(「原発なくそう!核燃いらない! あおもり金曜日行動」)

 青森市の小熊ひと美と申します。「原発なくそう! 核燃いらない! あおもり金曜日行動」から、官邸前の「原発いらない金曜日行動」に向けて連帯のメッセージをお送りします。
 JR青森駅前で毎週行われている「あおもり金曜日行動」は、今日7月16日で467回目になります。これまで1回の休みもなく原発いらないの声を挙げ続けてきました。

◎ 今、青森で焦点化しているのは、米軍の軍事訓練と核のゴミの問題です。
 本州最北端の下北半島では、密集した軍事施設の隙間を縫うように核燃サイクル施設や使用済み核燃料中間貯蔵施設、大間や東通の原発が建てられ、真上を戦闘機が飛び交い、墜落事故や爆弾の投下などが頻繁に起きています。
 一昨年の模擬弾の落下事故では落下地点の半径1キロの範囲に小・中学校やこども園が、さらに10キロ先には六ヶ所再処理工場がありました。
 事故原因もあいまいにされたまま、今また再処理工場にほど近い小川原湖でオスプレイの軍事訓練が行われています。
 沖縄と同じように、日米地位協定に守られた米軍のやりたい放題を許すわけにはいきません。

◎ そして下北半島は今や核廃棄物の一大集積場になっています。
 六ヶ所の核燃サイクル施設には高レベル放射性廃棄物・ガラス固化体が溜まり続けています。
 このまま国によって、六ヶ所村に最終処分地が押し付けられるのではないかと危惧されます。
 そこで今、私たちは「青森県を核のゴミの最終処分地としない」ことを県条例で定めるための請願運動を開始しました。
 遠くて近い青森と東京。沖縄とも北海道とも手をつなぎ、原発全廃の日まで、全国の仲間とともに声を挙げ続けましょう。

(7/16第2回「原発いらない金曜行動」に寄せられたメッセージ「その2」小熊ひと美氏と「原発いらない金曜行動」実行委員会の了承を得て転載)
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