[2022_07_02_01]原発再稼働「必要」 脱炭素へ三村知事(東奥日報2022年7月2日)
 
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原発再稼働「必要」 脱炭素へ三村知事

 三村申吾知事は1日の定例記者会見で、2050年の脱炭素社会実現に向け、原発の再稼働は必要との認識を示した。
 東京電力福島第1原発事故を機に、新たな規制基準の適合性審査が国内の原発に課され、県内では原子力規制委員会による東北電力東通原発1号機(東通村)の安全審査が8年を超え、再稼働のめどは立っていない。大間町で建設中の電源開発(Jパワー)大間原発は審査から7年半が経過した。
 三村知事は、化石燃料からの依存脱却や、政府が掲げる脱炭素社会実現のためには再生可能エネルギー、原発を含めたベストミックスが必要との考えを説明。その上で「(発電量が不安定な)再エネの波を原発が吸収するためにも再稼働は必要。安全確認を前提に、国の判断で電力の安定供給に向かうべきだ」と述べた。
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