[2020_06_24_03]伊方原発「乾式貯蔵施設」計画 原子力規制委員会で了承【愛媛】(テレビ愛媛2020年6月24日)
 
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伊方原発「乾式貯蔵施設」計画 原子力規制委員会で了承【愛媛】

 伊方原発の敷地のなかで使用済み核燃料を保管する「乾式貯蔵施設」の設置計画が、原子力規制委員会で24日に了承されました。
 四国電力は青森県六ヶ所村の再処理工場が稼働しないと2026年には燃料プールが満杯になると想定し、使用済み燃料を特殊な容器に入れて空気で冷やす乾式貯蔵の施設の設置を計画。原子力規制委員会で審査を受けていました。
 24日の定例会は乾式貯蔵施設の設置について話し合われ、施設の設置に関する審査書案が了承されました。
 更田豊志委員長「大きな自然災害に襲われても乾式(貯蔵施設)に置いておいた方が望ましい。同じ量がサイト内にとどまるんだったら、冷却が進んだものは速やかに乾式に移すべきだ考えています」
 乾式貯蔵施設の計画は、四国電力が約250億円をかけ1200の燃料集合体を保管できる施設を伊方原発の敷地内に建設し、2024年度の運用を目指しています。
 今後は経済産業省や原子力委員会一般からの意見を踏まえ、正式に許可されます。
 四国電力は「あくまでも審査書案の了承。引き続き地方自治体への説明やこのあとの審査対応も含め乾式貯蔵施設設置に向けた取り組みを進めてまいりたい」としています。
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