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伊方原発　県外作業員にPCR検査実施
　四国電力は、愛媛県外から来る伊方原発３号機のすべての作業員に対し、事前に新型コロナウイルスのＰＣＲ検査を実施することを決めました。
　愛媛県伊方町にある伊方原発３号機では、重大なトラブルが相次いだことを受け中断していた定期検査が先月５日、およそ半年ぶりに再開されていて、先月、県外からおよそ３００人の作業員が訪れたということです。こうした中、四国電力は、新型コロナウイルス感染防止のため、県外から来るすべての作業員を対象に事前にＰＣＲ検査を実施することを決めました。
　ＰＣＲ検査は、作業員に検査キットを郵送して唾液を採取してもらう方法で行われ、陰性が確認されてから来県させます。
ＰＣＲ検査は今月１８日から当面続ける予定で、四国電力は「感染防止策を充実させ地域の人に安心してもらいたい」と話しています。