[2020_12_24_04]伊方原発の運転停止仮処分 3月18日に高裁判断(あいテレビ2020年12月24日)
 
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伊方原発の運転停止仮処分 3月18日に高裁判断

 伊方原発3号機の運転差し止めを命じた仮処分決定に対する四国電力の異議申し立てについて、広島高裁は、再稼働を認めるかどうかの判断を来年3月18日に示すことを決めました。
 伊方原発3号機を巡っては広島高等裁判所が「活断層の調査が不十分で阿蘇山の大規模噴火の想定も過小だ」等として、今年1月、運転の差し止めを命じる仮処分を決定しました。これを不服として四国電力は異議を申し立てていて、広島高裁は24日、伊方原発3号機の再稼働を認めるかどうかの判断を来年3月18日に示すことを決定しました。一方、伊方原発3号機は新規制基準により来年3月までにテロ対策施設を設置することが義務付けられていますが、四国電力によりますと完成は来年10月を予定しているということです。この施設が完成しないと伊方3号機の再稼働は難しく、長期停止は避けられない見通しです。
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