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伊方原発３号機　10月12日再稼働へ　２週間前倒し
　愛媛県伊方町の伊方原発３号機について、四国電力は、当初の計画より２週間前倒しし今年１０月１２日に再稼働させると発表しました。
　伊方原発３号機はおととし１２月から定期検査に入り、運転を停止していますが、新規制基準で設置が義務付けられたテロ対策施設の完成が遅れたことなどから、再稼働が先送りされていました。四国電力によりますと、テロ対策施設は、現時点で工事の進捗が９割に達するなど順調に進み今年１０月５日に完成する見通しがたったということです。
　そのため、四国電力は、伊方原発３号機について、当初の計画から２週間前倒しし、１０月１２日に原子炉を再稼働させ、１７日から送電を開始、１１月１２日から営業運転を再開すると発表しました。伊方原発３号機を巡っては、去年１月に広島高裁が運転停止を命じる仮処分を決定しましたが、今年３月に四国電力の異議を認めて決定を取り消し運転を認めていました。