[2021_06_12_06]緊急行動「6/18関電本店、6/23美浜」のお願い 老朽美浜原発3号機再稼働阻止 木原壯林(「老朽原発うごかすな!実行委員会」)(たんぽぽ舎2021年6月12日)
 
参照元
緊急行動「6/18関電本店、6/23美浜」のお願い 老朽美浜原発3号機再稼働阻止 木原壯林(「老朽原発うごかすな!実行委員会」)

◎ 「老朽原発うごかすな!実行委員会」は、美浜原発3号機再稼働阻止に向けて、次の緊急行動を提起しています。

1.関西電力本店への緊急抗議行動

 6月18日(金)14時から15時半まで、大阪中之島の関西電力本店前で緊急抗議行動を行います。

2.美浜での緊急抗議行動

 関西電力が美浜原発3号機の再稼働を画策している6月23日(水)には、12時に美浜町保健福祉センター「ハートピア」(美浜町役場南隣、消防署西隣)駐車場に集合、町内デモ、関電原子力事業本部前で抗議行動の後、美浜原発先のシーパーク丹生に移動し、14時より抗議集会を行い、原発前を通ってデモ行進を予定しています。

◎ 関西電力は、当初、美浜3号機および高浜1、2号機を、本年1月および3月に再稼働させると公言し、立地自治体の議会や首長に再稼働同意を要請し、立地自治体に苦悩の選択を強いました。
 それにもかかわらず、福井県知事が4月28日に同意を表明した直後の30日に、高浜2号機の安全対策工事が、コロナ禍による人員不足で遅れ、当面の再稼働が不可能になったと発表し、5月12日、特重施設完成が6月9日の期限に間に合わないため、高浜1号機の当面の再稼働を断念し、燃料装荷テストのみ行うと発表しています。
 このように、関電は、自社の都合のみで、何の成算もなく立地自治体や多くの人々を混乱に陥れる、コンプライアンスのかけらもない企業です。
 こんな企業であるから、特重施設の完成が設置期限・10月25日に間に合わず、そのため、わずか3ヶ月の営業運転しかできない美浜3号機を無理矢理再稼働させ、再稼働のアリバイを作り、全国の原発の60年運転への道を開こうとする暴挙を平気で行おうとするのです。
 関電が原発の運転に足る資質、体制、企業倫理に欠けることは明らかです。
 断固とした抵抗もなく美浜3号機再稼動を許せば、全国の原発の60年運転への道を開くことになるばかりか、世界の原発の60年運転への口実を与えることにもなります。
 今、私たちは、子々孫々にまで、負の遺産を残す原発を許すのか、それとも、人の命と尊厳が大切にされる社会を実現するのか、歴史の岐路に立っていると言っても過言ではありません!
 あらゆる可能な行動で「老朽原発うごかすな!」を訴えましょう! 理は私たちにあります。老朽原発再稼働の理不尽に、もっともっと大きな運動で対抗しましょう!
 まだまだ、老朽原発再稼働阻止は可能です!

◎6月6日(日)の「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」には、コロナ緊急事態宣言発令中にもかかわらず、「老朽原発再稼働阻止」の固い決意の下、1300人以上が参加され、果敢な御堂筋デモで「老朽原発うごかすな!」を訴えました。
 全国の原発立地のほとんど全てから、脱原発を闘う皆さんの熱いメッセージが届きました。
 全国各地で、様々な連帯行動が取り組まれました。
 大集会にご参加、ご支援、ご助力いただきました皆さんに心よりお礼申し上げます。
KEY_WORD:40年超原発再稼働_:MIHAMA_:TAKAHAMA_: