[2023_04_28_06]もんじゅ廃炉作業で出た液体ナトリウム処理 英国企業と契約(NHK2023年4月28日)
 
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もんじゅ廃炉作業で出た液体ナトリウム処理 英国企業と契約

 日本原子力研究開発機構は、敦賀市にある高速増殖炉「もんじゅ」の廃炉作業で出た液体ナトリウムの処理について、イギリスの企業と合意し、約10年間にわたる工程の契約を結んだことを明らかにしました。
 廃炉作業が続く高速増殖炉「もんじゅ」は、去年秋に、原子炉内の核燃料を使用済み燃料プールに格納する作業が終わり、原子炉の冷却材などに使われた液体ナトリウムを抜き出して搬出する作業を、2031年度までに終えることになっています。
 原子力機構は、液体ナトリウムの搬出先となっているイギリスの企業との間で、処理の工程について合意し、28日、約10年間にわたって作業を進める契約を結んだことを明らかにしました。
 「もんじゅ」から抜き出される液体ナトリウムは、約1600トンとみられ、2028年度から順次、搬出される予定です。
 今後は、作業の進み方に合わせて、さらに個別の契約を結ぶ方針で、ことし中には、ナトリウム処理施設の計画づくりに関して、契約を結ぶということです。
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