[2018_04_27_04]中間貯蔵施設審査でRFS 「建屋の健全性確保」 津波水圧の影響、強く想定(東奥日報2018年4月27日)
 原子力規制委員会は26日、リサイクル燃料貯蔵(RFS)の使用済み核燃料中間貯蔵施設(むつ市)の審査会合を東京都内で開いた。RFSはこれまでの指摘を踏まえ、津波によって貯蔵建屋が受ける水圧の程度を、従来より強く想定して影響を評価し直した結果を報告。これまでと同様に「健全性の確保を確認した」と説明した。
 一方で規制委側は、論拠の説明が不十分だとして、次回以降の詳細な説明を求めた。
 RFSは津波の水圧による建屋への影響について、陸地や川を遡上する水流による「動水圧」を新たに考慮し、従来より建屋への影響が大きくなる係数を適用して評価し直したと説明。それでも建屋の外壁や遮蔽扉などへの健全性に問題はないとの見解を報告した。
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