[2020_12_11_07]核燃中間貯蔵共同利用案は「筋違い」 青森・むつ市長反発(河北新報2020年12月11日)
 
参照元
核燃中間貯蔵共同利用案は「筋違い」 青森・むつ市長反発

 原発の使用済み核燃料を一時保管する青森県むつ市の中間貯蔵施設を巡り、電気事業連合会が大手電力会社による共同利用を検討していることについて、宮下宗一郎市長は10日、報道各社の取材に「電事連などから、何ら市にアプローチはない中で、話が進んでいるとしたら筋違いではないか」と反発した。
 市は、中間貯蔵施設を運営するリサイクル燃料貯蔵(RFS)に出資する東京電力と日本原子力発電と立地協定を結んでいる。宮下市長は「立地協定に、ほかの会社が入ってくることはそもそも今の時点で想定していない」と強調した。
 関西電力がRFSに出資するといった同様の報道が2018年に2度あったことにも触れ「その都度、市民の懸念材料が増える。報道が繰り返されることは非常に残念だ」と述べた。
KEY_WORD:中間貯蔵施設_福井県外_:MUTSU_RECYCLE_:ROKKA_: