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「やめた方がいい」と判断　女川原発防災訓練　延期（宮城）
　規模を縮小して来月上旬に実施予定だった女川原発での国の防災訓練について、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、延期することが決まりました。
　これは２２日の閣議後の会見で小泉原子力防災担当大臣が明らかにしたものです。
小泉原子力防災担当大臣
　「現在の感染状況地元からの要望を勘案して緊急事態宣言が解除された後に訓練を実施することで宮城県をはじめとする関係機関と日程調整を行うことにした」
　国は女川原発で予定されていた原子力防災訓練について、２月上旬に出席者数を２００人から８０人に絞りこみ、規模を縮小して実施するとしていました。
　しかし、改めて現在の感染状況を踏まえ、訓練の可否について検討した結果、訓練の延期を決めたということです。
小泉原子力防災担当大臣
　「総合的に議論したところ、やめた方がいいのではと最終的に判断した。私からもその方がいいのではと（話した）」
　訓練の時期について、国は、緊急事態宣言が解除された後と説明しています。