[2022_02_10_02]約2270人が参加 原子力総合防災訓練始まる 国主催訓練は初 住民参加は見送り〈宮城〉(仙台放送2022年2月10日)
 
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約2270人が参加 原子力総合防災訓練始まる 国主催訓練は初 住民参加は見送り〈宮城〉

 女川原子力発電所での重大事故を想定した国の原子力総合防災訓練が2月10日から始まりました。女川原発での国主催の訓練は今回が初めてで、12日までの3日間行われます。
 国の原子力総合防災訓練は、災害発生時の対応や避難計画の実効性などを確認するために行われ、今回は国や県、自治体関係者などおよそ2270人が参加します。
 訓練は県内で最大震度6強の地震と津波が発生し、女川原発2号機が緊急停止したという想定で行われています。
 午後3時すぎ、県の原子力安全対策課に東北電力から一報が入り、災害対策本部を設置。対策本部では自衛隊や海上保安庁など関係機関が情報収集にあたりました。その後、災害対策本部会議が開かれ、県内の被害状況の確認を行いました。
 宮城県 村井 知事「女川原子力発電所に関しましては、今後の事態進展にかかる情報収集に努め、住民の避難が必要となった場合には、的確な情報提供の徹底するようお願いします」この訓練は当初、住民も参加して行われる予定でしたが、新型コロナの感染が拡大していることを受け、参加が見送られました。訓練は12日まで行われ、11日は原発から5キロ圏内の避難を想定した訓練が行われます。
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