[2022_11_22_08]原発制限区域に手続き無しの車両が出入り 女川原発「安全への影響は限定的」(仙台放送2022年11月22日)
 
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原発制限区域に手続き無しの車両が出入り 女川原発「安全への影響は限定的」

 東北電力は22日、女川原子力発電所で警備会社の車両が正規の手続きを行わず敷地内へ出入りしていたとして地域の住民に謝罪しました。
 東北電力原子力部 渡辺宣城副部長
「安全対策工事を進めている中、地域の皆様、関係する皆様にご心配ご迷惑をおかけすることになり誠に申し訳ない」
 東北電力によりますと、今年5月4日から10日まで女川原発の立入制限区域の出入りを管理する警備会社の車両のべ53台が正規の手続きを経ずに「臨時車両許可証」を使い、制限された区域に入っていたということです。5月10日に車両許可申請の受付を担当する別の警備会社から「臨時車両許可証」の申請数と利用数が一致しないことが報告され事案が発覚しました。
 東北電力は原子力規制委員会に報告し、重要度評価は影響が大きい順で4段階目にあたる「緑」で安全への影響は限定的と評価されたということです。東北電力は臨時車両許可証の保管や管理を厳格にしたほか、社員や警備員にルールの重要性を再教育し今後も再発防止に努めるとしています。
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