[2015_09_02_01]原燃の貯蔵施設 収納管にもさび 規制委きょう対応協議 (東奥日報2015年9月2日)
 
 日本原燃は1日、六ヶ所村の高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター内でさびが見つかった問題で、空の第4貯蔵区域を調べたところ、ガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)を入れる収納管にもさびが付着していたと発表した。施設の安全機能に影響はないという。原子力規制委員会は2日の定例会合で対応を協議する。
 原燃によると、収納管80本のうち9本と、収納菅の外側にある通風管80本のうち67本にさび付着を確認した。収納管、通風管とも所定の厚さを保ち、保護コーティング剤の外面にさびが付着していることから、原燃は管自体のさびではなく、外部飛来による付着とみている。
 また、既にさびが見つかっていた鉄製の部材は全20本のうち、19本でさび付着を確認した。
 第1〜第3貯蔵区域には英仏から返還されたガラス固化体を貯蔵しているが、空き区域に移動させて調査を行う。(阿部泰起)
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