[2017_11_30_01]低レベル廃棄物 受け入れを延期 原燃、クレーン不具合(東奥日報2017年11月30日)
 
 日本原燃は29日、低レベル放射性廃棄物埋設センターの埋設用クレーン不具合問題などで、11月に予定していた関西電力高浜原発(福井県)、同大飯原発(同)からの低レベル放射性廃棄物の受け入れを延期すると発表した。新たな受け入れ時期は調整中。
 原燃によると、受け入れを延期したのは高浜原発の廃棄物1520本(200リットルドラム缶換算)と大飯原発の2480本(同)。埋設用クレーンは、走行用レールのつなぎ目にずれが確認され、復旧に時間を要していた。
 また、北陸電力などで廃棄物の放射性濃度の検査数値に誤りがあった問題を受り、関電を含む電力各社が調査の水平展開を実施していることも今回の受け入れ延期に影響した。
     (阿部泰起)
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