[2020_03_19_01]放射性廃棄物の容器の一部にさび(NHK_青森NEWS_WEB2020年3月19日)
 
参照元
放射性廃棄物の容器の一部にさび

 19日午後、六ヶ所村にある低レベル放射性廃棄物を貯蔵する施設で、廃棄物の容器の一部がさびているのが見つかりました。
 施設を運営する日本原燃は「周囲で放射能は検出されておらず、影響はない」としています。
 この容器が見つかったのは、六ヶ所村にある「低レベル放射性廃棄物埋設センター」で、各地の原子力発電所から出る比較的低いレベルの放射能で汚染されたゴミを埋めています。
 施設を運営する日本原燃によりますと、19日午後2時すぎに、東海第二原発で出た廃棄物が入った容量200リットルの鉄製のドラム缶1本の底に、直径2センチほどのさびが見つかりました。
 施設では、先月28日と29日に東海第二原発の廃棄物が入ったドラム缶832本を受け入れ、ドラム缶を埋める前に社員が容器を確認していた際、さびが見つかったということです。
この容器の表面の汚染状況などを調べた日本原燃によりますと「周囲で放射能は検出されておらず、影響はない」ということです。
 日本原燃は、このドラム缶を応急的に補修したうえで、放射線を遮る機能を持つコンテナに入れていて、今後、送り返すことも含めて東海第二原発を運営する日本原子力発電と協議することにしています。
KEY_WORD:ROK_LOW_:TOUKAI_GEN2_: