[2021_03_25_10]低レベル廃棄物施設 つり具の部品が変形/原燃(東奥日報2021年3月25日)
 
参照元
低レベル廃棄物施設 つり具の部品が変形/原燃

 日本原燃は24日、原発で発生した低レベル放射性廃棄物を埋設処分する埋設センター(青森県六ケ所村)で、廃棄体のドラム缶をつり上げるクレーンのつり具の部品が変形したと発表した。部品は、ドラム缶を挟んでつかむ際につり具の位置を修正する「ドラムガイド」と呼ばれるもので、クレーンを降下させたところドラム缶1本に接触した。
 部品の変形は23日午後3時ごろ、1号埋設地(放射線管理区域内)で、輸送車両に搭載した8本のドラム缶をつり上げ、埋設地に置く作業中に発生した。原燃によると詳細な原因は調査中だが、車両上のドラム缶1本がずれていたために部品が接触したとみている。ドラム缶に著しい損傷はなく、汚染も確認されなかった。
 部品は同日中に交換を終了。連絡基準に従って、事象の発生を県と村に報告した。
KEY_WORD:ROK_LOW_: