[2017_09_06_09]トラブル続発に抗議 社民県連など3団体 原燃と村に申し入れ(東奥日報2017年9月6日)
 
 日本原燃は4日、六ヶ所ウラン濃縮工場の気体廃棄物排気設備「排気ダクト」で腐食が見つかった問題の点検結果を原子力規制庁に報告した。1日に公表した腐食3カ所と未撤去1カ所に加え、さび・変色を44カ所確認した。放射性物質の漏えいなど外部環境への影響はない。
 点検は、昨年12月に中国電力島根原発2号機(島根県)でダクトに腐食が発生したのを受け、原燃が今年3月13日から9月3日まで同工場内で実施。さび・変色箇所は、腐食箇所のように穴が開いていたり、変形はしていないものの、ダクト内部の広範囲にさびが広がっているケースも確認された。
 原燃はさび・変色箇所も計画的に修理、交換していくとした。 (阿部泰起)
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