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薩摩川内市の田中良二新市長　川内原発の運転延長問題は「九電の申請時点で判断」鹿児島
　１０月に薩摩川内市長選挙に初当選した田中良二さんが市長に就任後初めて記者会見を開き、川内原発１号機の運転延長問題については九電の申請があった時点で判断するとの考えを改めて示しました。
　薩摩川内市出身の田中さんは、市の職員から県議を経て１０月の市長選で初当選しました。
　９日就任後、初めての会見で川内原発１号機の運転延長問題について「九州電力から延長の申請があった場合、安全協定の趣旨に照らして判断したい」とこれまでの考えを繰り返しました。
　安全協定は、川内原発の増設や施設の変更の際の事前協議など、県と薩摩川内市、九州電力の三者で締結していますが、運転の延長に関しては明記されておらず、協定の見直しについては「総合的な現時点の判断としては、見直しは言及する状況にない」と述べました。

鹿児島テレビ