[2021_07_07_01]玄海原発の地震動、再審査へ 規制委、九電主張退ける(共同通信2021年7月7日)
 
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玄海原発の地震動、再審査へ 規制委、九電主張退ける

 原子力規制委員会は7日の定例会合で、4月に改正した原子力施設の新規制基準に基づき、九州電力玄海原発(佐賀県)の耐震設計の目安となる揺れ(基準地震動)について、再審査の必要があると正式に決めた。再審査は不要とする九電の主張を退けた。
 九電は「判断を真摯に受け止める。準備が整い次第、審査を申請する」とした。
 改正された基準では、断層などの痕跡が地表に現れない「未知の震源」による地震を、規制委が作成した新手法で評価することを要求。審査に合格済みの原発にも適用され、九電川内原発(鹿児島県)と日本原子力発電東海第2原発(茨城県)は、両社が自ら再審査を申請している。
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