[2022_06_12_01]川内原発2号機、2月以来の運転再開 ゲート前で抗議集会「延長反対。原発いらない」(南日本新聞2022年6月12日)
 
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川内原発2号機、2月以来の運転再開 ゲート前で抗議集会「延長反対。原発いらない」

 九州電力は11日、定期検査で運転を停止していた川内原発2号機(鹿児島県薩摩川内市)の原子炉を起動した。2月以来の運転再開で、7月11日に通常運転への復帰を予定している。
 九電によると、2号機は6月11日午後5時半に制御棒を抜いて起動。12日午前5時に核分裂反応が安定的に続く「臨界」に達し、13日に発電を再開して徐々に出力を上げていく。
 原発の運転期限は原則40年で、2号機は2025年11月に40年を迎える。九電は定検と並行して、運転延長申請に必要な特別点検も実施しており、原子炉容器や原子炉格納容器の劣化状況のデータを採取した。特別点検の終了時期は未定。
 起動日に合わせて、運転に反対する市民団体「ストップ川内原発! 3.11鹿児島実行委員会」は、川内原発正面ゲート前で抗議集会を開いた。強い雨も降る中、約30人が「延長反対。原発いらない」と気勢を上げた。
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