[2023_02_22_09]川内原発運転延長 県専門委分科会 4月にも報告書 「まだ議論すべき」の声も 鹿児島(南日本新聞2023年2月22日)
 
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川内原発運転延長 県専門委分科会 4月にも報告書 「まだ議論すべき」の声も 鹿児島

 川内原発の運転延長について検討している鹿児島県の原子力専門委員会の分科会が、報告書を4月ごろまでにまとめる見通しとなりました。
 川内原発は、1号機が来年、2号機が2025年に40年の運転期限を迎え、九州電力は60年までの運転延長を申請しています。
 その安全性の評価や課題を議論してきた分科会の10回目の会合が22日に開かれ、4月ごろまでに報告書をまとめる見通しが示されました。

一方で、委員からは。

 (星槎大学・プラントが専門 後藤政志委員)「(九電の説明で)何がおかしく、何が不安か、本来はまだ議論すべき。議論は継続中」

 (京都大学 釜江克宏・分科会座長)「それは私も認識している」

 さらなる議論を求める声も上がりましたが、報告書のまとめに入る方針がおおむね認められ、早ければ次回の分科会で報告書の草案が示される見通しになりました。
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