[2022_08_21_01]原発5キロ圏内住民の「ヨウ素剤」更新 ゼリー剤や丸剤、重大事故時の備え(京都新聞2022年8月21日)
 
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原発5キロ圏内住民の「ヨウ素剤」更新 ゼリー剤や丸剤、重大事故時の備え

 京都府舞鶴市は17日、関西電力高浜原子力発電所(福井県高浜町)の5キロ圏内周辺の住民に事前配布している安定ヨウ素剤を更新する、と発表した。今月末で使用期限が切れるためで、6地区の230世帯491人分が対象。
 安定ヨウ素剤は原発の重大事故時に服用することで甲状腺の内部被ばくを防止する。3歳未満はゼリー剤、3歳以上は丸剤で1〜2丸を配る。舞鶴での事前配布は京都府と市が2014年度から行い、更新は2回目。対象は5キロ圏内の松尾、杉山地区や避難時に5キロ圏に近づく4地区。
 更新は22〜28日に各地区で説明会を実施。医師や薬剤師らが問診し、服用に支障がない場合、新しい剤に更新する。
 市内の避難場所や医療機関、社会福祉施設などの76カ所に分散備蓄している同剤は順次更新する。
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