[2022_11_30_04]ボロボロの高浜原発4号機 37年でも危ない!老朽原発などとんでもない (老朽原発うごかすな!実行委員会 K)(たんぽぽ2022年11月30日)
 
参照元
ボロボロの高浜原発4号機 37年でも危ない!老朽原発などとんでもない (老朽原発うごかすな!実行委員会 K)

 高浜原発4号機で10月21日発生したトラブルは、以下のように深刻なものです。
 トラブルは『1次冷却系の加圧器に設置されている「圧力逃し弁」の出口の温度が上昇しているとの警報が鳴り(1時間で42度Cから77度Cに上昇)、そのため、加圧逃し弁の元弁を閉止した』というものです。
 原子炉内で緊急事態が発生したとき、1次冷却系に緊急給水しなければなりませんが、1次冷却系の圧力が高すぎると、水が入りません。
 「圧力逃し弁」は、このような事態に至ったとき、1次冷却系の圧力を逃がすための弁で、緊急事態に対処する場合に極めて重要なものです。
 この弁が正常に働かなければ、緊急給水できなくなる場合があります。高浜4号機には、3台設置されています。
 高浜4号機は、運転開始後37年の原発で、40年超えの運転を目指して特別点検を始めています。
 また、MOXを燃料とするプルサーマル運転を行っています。 高浜4号機は運転後40年に至っていないにも拘らず、上記のようにボロボロです。
 45年を超えた老朽原発・美浜3号機、高浜1、2号機の運転などもってのほかです。
(2022年10月29日老朽原発うごかすな! ニュース第85号1面より)
KEY_WORD:高浜_不具合_運転取りやめ_:MIHAMA_:TAKAHAMA_: