[2023_06_29_03]高浜原発の新たな安全対策を公開 原子炉格納容器の遮断性強化 緊急時の対策室となる建物も新設 7月の再稼働を前に関西電力(ABCテレビ2023年6月29日)
 
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高浜原発の新たな安全対策を公開 原子炉格納容器の遮断性強化 緊急時の対策室となる建物も新設 7月の再稼働を前に関西電力

 関西電力は福井県にある高浜原発の再稼働を前に原子炉格納容器の遮断性を強化するなど新たな安全対策を公開しました。
 福井県高浜町にある高浜原発の1号機と2号機は、東日本大震災が起きた2011年に運転を停止した後、地震や津波などが起きたときのために、安全性を高めるための工事を行いました。
 原子炉格納容器には、事故が起きたとき外部に漏れる放射線量を減らすため、鉄筋コンクリート製の天井を設けました。
 また、緊急時の対策室となる建物を新設。津波が来ても浸水しないように二重扉が施されているということです。
 さらに原子力規制委員会から不備を指摘された火災時の対策については、国の基準を満たすよう設備を整えました。
 高浜原発は1号機は7月、2号機は9月に、それぞれ再稼働され、12年ぶりに4基すべてが稼働する予定です。
 また、これで関西電力管内の原発、7基全てが運転を再開することになります。
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