【記事83830】伊方原発テロ対策施設 安全対策の徹底を(愛媛県)(南海放送2019年5月22日)
 
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伊方原発テロ対策施設 安全対策の徹底を(愛媛県)

 伊方原発3号機のテロなどに備えた施設が2021年3月までに完成しない場合、運転を停止するとした原子力規制委員会の判断を受け中村知事は、四国電力に対しスピード優先ではない安全対策の徹底を求めました。
 四国電力は、新しい規制基準で設置が義務付けられている伊方原発3号機のテロなどに備えた施設について2021年3月の期限から1年程度完成が遅れる見通しを示しています。
 これに対し、原子力規制委員会は期限までに施設が完成しない場合3号機の運転を停止するとしています。
 この判断について中村知事は「厳格な対応は、安全を第一に考える我々の立場から見れば良しと思っている」などと評価した上で、四国電力に対し、スピード優先ではない安全対策の徹底を求めました。
 さらに運転が停止した場合については「四国は、電力供給がギリギリの環境にあるが四国電力は供給責任を果たして欲しい」としています。
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