【記事43080】伊方原発1号機、10日廃炉 四電(愛媛新聞2016年5月10日)
 
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伊方原発1号機、10日廃炉 四電

 来年に運転開始から40年を迎える四国電力伊方原発1号機(愛媛県伊方町)が10日、電気事業法に基づき廃止になる。今後、廃炉の作業工程を示す廃止措置計画を国の原子力規制委員会に認可申請する予定で、四電は「(3月25日の)公表から1年程度で申請したい」としている。四電によると、作業には約30年かかる見通しで、廃炉費用の見積額は2月末時点で397億円という。
 2011年の東京電力福島第1原発事故を踏まえ、原発の運転期間を原則40年と定めた規定に沿った措置で、四電は3月25日に経済産業相に廃止を届け出ていた。同事故を受けた原子炉等規制法改正後、廃炉が決まったのは全国で伊方1号機が6基目。

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