戻る 火山入門(島村英紀)副読本的なもの[後半部のみ] 戻る

 
●初めに
 以下の文章および図は島村英紀さんの「火山入門」の副読本的なものとして、地震がよくわかる会で作成したものです。「火山入門」は当会の学習会実行時にテキストとして参考としました。その際に本の理解に役立つかと思い、本の中のキーワードに対して、リンクをつけ、図を引用したものです。よって、当文章は著書の了解を得たものではありませんので、あしからずご了承ください。後半部(3章以降)のみです。

 
(1)第3章 どんな大噴火がこれから日本を襲うのか ( P.93 )
TOP

 
(2)火山ごとにマグマの性質は全然違う ( P.94 )
TOP

 
(3)マグマが出てこなくても噴火することはある ( P.98 )
TOP
●補足説明
水蒸気爆発より

 
(4)噴火は5つのタイプに分けることができる ( P.99 )
TOP
●補足説明
火山と噴火より

 
(5)とりわけ大きな災書を引き起こす3つの噴火 ( P.101 )
TOP
●補足説明
ストロンボリ・ブルカノ・プリーニー式噴火の動画
プリーニー式噴火の典型であるベスビオ火山(ポンペイ)の関連記事として「ベスビオ火山の不気味な動静」
記事内のベスビオ火山の画像が下に

 
(6)はたしてこれから大噴火は起きるのか ( P.103 )
TOP

 
(7)大噴火以上の被害をもたらすカルデラ噴火 ( P.107 )
TOP
●補足説明
「デカン高原はどうやってできたのですか?」のベストアンサー

 
(8)カルデラ噴火はじつは日本各地で起きていた ( P.109 )
TOP
●補足説明
阿蘇カルデラ

 
(9)将来日本を襲いうるカルデラ噴火の恐怖 ( P.113 )
TOP

 
(10)現在の科学ではカルデラ噴火の「元」は見えない ( P.116 )
TOP

 
(11)地震と火山にはどのような関係があるか ( P.117 )
TOP
●補足説明
【根室市】国後島の爺爺岳がクッキリ

 
(12)マグニチユード9の巨大地震後に噴火は必ず起きる ( P.120 )
TOP

 
(13)東北地方太平洋沖地震後に活発化した火山 ( P.122 )
TOP

 
(14)第4章危ない火山は意外に近くにある ( P.125 )
TOP

 
(15)御嶽山の噴火はなにを問いかけるのか ( P.126 )
TOP
●補足説明
島村氏講演より

 
(16)あてにならない噴火警戒レベル ( P.128 )
TOP
●補足説明
島村さん講演資料より

 
(17)「危ない火山」が起こした「意外な噴火」 ( P.130 )
TOP
●補足説明
島村さん講演資料より

 
(18)火山の新しい分類と貧弱な監視体制 ( P.132 )
TOP

 
(19)過去たびたび噴火してきた富士山 ( P.135 )
TOP
●補足説明
島村さん講演資料より

 
(20)もし富士山が噴火したらどうなるか ( P.138 )
TOP
●補足説明
島村さん講演資料より

 
(21)富士山の地下で起きている地震には2種類ある ( P.140 )
TOP
●補足説明
島村さん講演資料より

 
(22)富士山が噴火する「閾値」がわからない ( P.142 )
TOP
補足説明
島村さん講演資料より

 
(23)箱根山も「危ない火山」の代表的存在 ( P.145 )
TOP
●補足説明
島村さん講演資料より

 
(24)富士・箱根以外にも日本に「危ない火山」は多い ( P.148 )
TOP

 
(25)東北地方で噴火警戒レベルが設定されている活火山 ( P.150 )
TOP
●補足説明
安達太良山より

 
(26)火山ガスが多い草津白根山と那須岳 ( P.153 )
TOP
●補足説明
草津白根山より

 
(27)ずっと登山禁止だった新潟焼山 ( P.156 )
TOP
●補足説明
新潟県庁:焼山登山案内より
平成30年11月15日より、新潟焼山における山頂から半径1km範囲の立入規制が解除されています。
 新潟焼山は噴火警戒レベル1の活火山であり、入山される際は気象庁等の火山情報などを確認し、十分な準備を講じてください。また、山頂での長時間の滞在を控えるとともに、登山道の一部に危険な箇所があるため、注意して入山してください。
 なお、「新潟焼山の活火山地区(山頂から半径2km以内の地域)」へ登山する際は、登山届を新潟県知事へ提出することが義務化されています。

 
(28)飛騨山脈でいちばん火山活動が激しい焼岳 ( P.157 )
TOP
●補足説明
焼岳wikiより

 
(29)いまだ広がり続けている西之島新島 ( P.159 )
TOP
●補足説明
西之島wikiより

 
(30)要厳重監視の「札付き」火山・阿蘇山 ( P.160 )
TOP
●補足説明
災害史は語るNo.143 阿蘇山噴火と観光災害(1979年の噴火)より

 
(31)噴火を繰り返している桜島 ( P.162 )
TOP
●補足説明
島村さん講演資料より

 
(32)問題だらけのハザードマップ作り ( P.164 )
TOP

 
(33)地震・噴火と原子力発電所 ( P.168 )
TOP

 
(34)1回きりの大地震がもたらす教訓 ( P.172 )
TOP
●補足説明
リスボン大地震wikiより
11月1日はカトリックの祭日(諸聖人の日(万聖節))であった。当時の記録では、揺れは3分半続いたというものや、6分続いたというものもある[3]。リスボンの中心部には5m幅の地割れができ、多くの建物(85%とも言われる)が崩れ落ちた。即死した市民は2万人といわれる。生き残ったリスボン市民は河川敷や港のドックなどの空き地に殺到した(狭い土地で無計画に都市開発が行われた為、建物が密集し、市街には広場が無く狭い路地が入り組んでいた為)が、やがて海水が引いてゆき(引き波)、海に落ちた貨物や沈んでいた難破船が次々にあらわになった。地震から約40分後、逆に津波(押し波)が押し寄せ、海水の水位はどんどん上がって港や市街地を飲み込み、テージョ川を遡った[4]。15mの津波はさらに2回市街地に押し寄せ、避難していた市民(約1万人)を飲み込んだ。津波に飲まれなかった市街地では火の手が上がり、火災旋風となって、その後5日間にわたってリスボンを焼き尽くした。(後略)

 
(35)第5章火山とともに生きていく ( P.179 )
TOP

 
(36)なぜ有珠山だけ噴火が予知できるのか ( P.180 )
TOP
●補足説明
島村さん講演資料より

 
(37)それでも火山活動の推移や終わりの予測はできない ( P.183 )
TOP

 
(38)多くの「前兆」があったのに噴火しなかった火山 ( P.186 )
TOP
●補足説明
島村さん講演資料より

 
(39)噴火予知が一筋縄ではいかない本当の理由 ( P.190 )
TOP

 
(40)天気予報のように噴火を予知できる日はくるか ( P.192 )
TOP
●補足説明
島村さん講演資料より

 
(41)日本の噴火による「損失」は世界一 ( P.197 )
TOP
●補足説明
国連防災会議についての産経の記事
 仙台市内で開かれている国連防災世界会議に合わせて、国連は2015年「世界防災白書」を公表した。災害により世界で将来年約3140億ドル(約37兆7千億円)の損失が発生すると予測した上で、「発生する可能性のある大災害はまだ起こっていない」と将来に備えた防災に早期に取り組むべきだと警告した。
 白書によると、地震や津波、洪水などによる将来の損失総額を世界人口で割ると、1世帯当たり年約210ドル(約2万5千円)負担しなければならないと指摘。特に地球温暖化が、台風や洪水を増加させ、災害を悪化させているという。
 国連によると、世界では過去10年間の災害で、東日本大震災の犠牲者も含み約70万人が亡くなり、約1兆2千億ドル(約144兆円)の損失が生じたという。白書は「それぞれの国が災害リスクを考慮しないなら、社会・経済発展に向けた将来の潜在力を失うことになるだろう」と強調した。
 白書ではまた、世界の活火山の7%が集中している日本に言及。噴火災害が起こった場合の損失を年平均で約112億ドル(約1兆3440億円)と推計した。
 東日本大震災も項目の中に取り上げられ、「震災前は、限られた歴史的データしか用いておらず、震災の規模や津波の高さの予測に失敗した」と分析した。
 世界防災白書は、各国政府からのデータを基に国連の専門機関が科学者と協力して分析したもので、2年ごとに改定され、今回で第4版となる。
戻る 記事終了 戻る