[2020_06_12_05]汚染処理水の処分方法 意見募集再延長 福島第1原発事故で経産省(毎日新聞2020年6月12日)
 
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汚染処理水の処分方法 意見募集再延長 福島第1原発事故で経産省

 東京電力福島第1原発にたまり続ける汚染処理水の処分方法について、経済産業省は意見募集(パブリックコメント)を再度延長して受け付けることにした。期間は7月15日まで。通常の募集期間は1カ月とされるが、4月の開始から3カ月間設けられることになる。経産省は「異例だが、より丁寧に意見を聞くため」としている。
 汚染処理水の処分方法を巡っては、政府が地元の業界団体や首長などの意見を聞く会合が開かれている。会合は新型コロナウイルスの感染拡大防止のためテレビ会議で実施するなどして参加できる団体が限られるため、調整に時間がかかっている。それに伴い、意見募集の期間も延長された。
 経産省によると、これまでに延べ約2200件の意見が寄せられている。電子政府の総合窓口(e―Gov)を通じたメールやファクス(03・3580・0879)などで受け付けている。【斎藤有香】
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