[2014_10_04_02]地震・津波 想定引き上げ 福島第1原発 東電、廃炉へ対策(東奥日報2014年10月4日)
 
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 一方、新たに想定した津波が到達すると、海側トレンチ(地下道)を通じてタービン建屋地下から高濃度汚染水が流出する可能性に言及。汚染水を抜いてトレンチを埋めることで、津波の襲来で流出する放射性物質を、埋める前の3割程度に減らせるとの試算を示した。
 たた抜き取りに向けた作業は難航しており、規制委はこの日の会合でも対策を議論。2号機タービン建屋との接続部の凍結止水工事で9割程度しか完成していない「氷の壁」について、3種類の止水材で穴をふさぐ東電の追加策を了承した。
 東電は11月初旬ごろまでに対策を終え、抜き取り作業に着手したいとの意向を示した。
KEY_WORD:FUKU1_:東京電力:原子力規制委員会:廃炉作業:地震動900ガル:津波高さ26.3メートル:汚染水