[2021_04_14_14]ロシア外務省、処理水海洋放出に「日本の情報は不十分」と懸念表明(TBSニュース2021年4月14日)
 
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ロシア外務省、処理水海洋放出に「日本の情報は不十分」と懸念表明

 福島第一原発で増え続ける放射性物質を含む処理水の海洋放出について、ロシア外務省は「この問題に関する日本の公式情報は不十分だ」と懸念を示しました。
 放射性物質を含む処理水の海洋放出について、ロシア外務省のザハロワ報道官は13日、声明を発表。その中で「残念ながら、今回の決定に当たり、ロシアを含む近隣諸国と協議を行う必要がないと判断した。この問題に関する日本からの公式情報は不十分だ」と指摘しました。そのうえで「特に環太平洋地域への環境リスクの評価が含まれていないことに深刻な懸念を表明する」としています。
 また、ザハロワ報道官は「日本政府が十分な透明性を示し、放射線の脅威をもたらす可能性のある行動について関係国に通知することを期待する」と述べています。
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