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東電社長が福島訪問 処理水海洋放出「理解いただくことが重要」（福島県）
　仕事始めとなる4日、東京電力の小早川社長は、福島第一原発や県内の市町村を訪問しました。
　地震計の故障など、トラブルが相次いだ去年。何を語ったのでしょうか。
　小早川智明社長「当社が地域の皆様に信頼され、一体となって取り組んでいける姿を目指していきたいというふうに思います」新型コロナの影響で去年はオンラインで挨拶したため、2年ぶりに福島第一原発で訓示した東電の小早川智明社長。
　およそ150人の社員を前に、信頼の回復に努めると強調しました。
　一方、敷地内にたまり続ける処理水の海洋放出については。
　小早川社長「私どもとしては、何よりも本件についてはしっかり安全に設計をして、それをご理解いただくことが重要だと考えております」そして午後には、双葉町のいわき事務所を訪れ、去年起きたトラブルについて謝罪しました。
　双葉町・伊澤町長「改めて加害者としての責任を全うすべきであると考えておりますので、よろしくお願いいたします」小早川社長は、今月12日までの間に、福島県内11の市町村を訪問する予定です。