[2021_03_21_02]「同程度の地震に警戒を」仙台管区気象台が呼び掛け 宮城・震度5強(河北新報2021年3月21日)
 
参照元
「同程度の地震に警戒を」仙台管区気象台が呼び掛け 宮城・震度5強

2021/03/21 09:48 2021年03月21日 09:48
 宮城県で最大震度5強を観測した地震を受け、仙台管区気象台は20日夜、記者会見を開き、「今後1週間ほどは最大で震度5強程度の地震が発生する可能性がある」と警戒を呼び掛けた。
 地震の規模はマグニチュード(M)6・9と推定され、宮城県沖の深さ59キロの地点で発生した。東日本大震災の余震とみられる。気象庁は津波注意報を出したが、津波を示す潮位の変化は観測されなかった。
 21日は宮城県内の広い地域で雨が降る見込み。地震で地盤が緩んでいる場所もあるとみられ、庄司哲也地震情報官は「地震活動や雨の状況などに注意してほしい」と話した。
 地震はプレートの境界で発生した。高い確率で発生が予想される宮城県沖地震との関連について、庄司氏は「(想定する震源と)かなり近い場所で起きている。詳しく解析する必要がある」と述べた。
 一方、2月13日に発生した福島県沖を震源とする最大震度6強の地震との関連については「直接的にはない」との見方を示した。
KEY_WORD:OSHIKA_:FUKUSHIMA2021_:HIGASHINIHON_: