[2020_10_21_03]原子力規制委・更田委員長『海洋放出した場合』風評対策として情報をしっかりと社会に示す必要がある(福島テレビ2020年10月21日)
 
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原子力規制委・更田委員長『海洋放出した場合』風評対策として情報をしっかりと社会に示す必要がある

 2年後には保管タンクが満杯となる、東京電力・福島第一原発の処理水について、政府は10月27日に「海洋放出」と決定する方針を固めている。
 10月21日の会見で、原子力規制委員会の更田委員長は、漁業関係者から懸念の声があがっている風評被害を防ぐためには、モニタリング体制を強化し、情報をしっかりと社会に示す必要があると話した。
 原子力規制委員会・更田委員長会見:「風評被対策という観点からすると、処分を開始する前・後が変わりはないのかというところに、非常に関心が行くわけですけど。そのためには、より精度の高い測定をしなくてはいけない」
 処理水は、基準を満たせば他の原子力発電所でも海に放出されていて、科学的な意味では、環境などに影響が出るとは考えられないとした。
 一方、菅総理大臣は「できるだけ早く政府として、責任をもって処分方針を決めたい」と述べた。

福島テレビ
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